AGA発毛治療、男性型脱毛症や女性の薄毛治療「FAGA」のケアの方法やクリニックの紹介をしています。

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AGA治療副作用 AGA治療効果

AGA治療の主要成分の効果は?「ザガーロ・ジェネリック・プロペシア・ミノキシジル」 

医学や科学の進歩によって『薄毛』が治る時代になりつつあります。
多くの男性の頭を悩ませている『薄毛』は、AGA(男性型脱毛症)という病名でよばれる、一種の病気であることが分かっています。
これは朗報です。
なぜならば、薄毛が病気だということは、『治る可能性がある』ということです。

実際にAGA治療で用いられる、

  • プロペシア(一般名:フィナステリド)
  • ザガーロ(一般名:デュタステリド)

これらには、薄毛の進行を抑制して増毛に結びつける効果が確認されています。

そこで今回は、AGA治療に用いられる代表的な薬剤の基本的な情報(用法用量・効果・副作用・薬価)などを紹介します。
AGA治療に興味がある方は是非最後までご覧ください。

参考書籍)
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
治療薬マニュアル2020(医学書院)

 

 

 

 

 

そもそもAGA治療とは?

AGA(男性型脱毛症)は、体内で過剰に男性ホルモンが働くことが原因であることが分かっています。

つまり、男性ホルモンの働きを抑制する(阻止する)ことができれば、AGAによる薄毛の進行を止められる可能性があるということです。

現在、一般的なAGA治療で使用されている内服薬(飲み薬)は2種類です。この2種類の治療薬は、『男性ホルモンの働きを弱める』ことを目的とした薬です。

治療薬を使用して男性ホルモンが減少することで、薄毛の進行が遅くなり、場合によっては増毛する効果も確認されています。
まずはこれら2種類の薬を詳しく紹介します。

 

 

フィナステリド(プロペシア)

フィナステリド(プロペシア)はAGA治療の第一選択薬(始めに使用する薬)です。

特別な理由(アレルギーなど)がない限り、基本的には始めにフィナステリドによる治療が検討されます。

フィナステリドは男性ホルモンであるテストステロンがより強力な男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に変化するのをブロックする作用があります。

具体的には、II 型5-α 還元酵素とよばれる物質を阻害することで抗男性ホルモン作用を発現します。
フィナステリドを投与することで、6カ月後と12か月後に測定した脱毛部1㎠あたりの毛量が増加していたという研究結果があります。

このような研究によって、フィナステリドはAGAに効果があるとされています。

男性のみに適応がある薬剤であり、基本的には男性にしか使用できません

女性は使えない

プロペシアは効果発現までに数か月~6ヶ月は必要であるため、長期的な治療が必要になります。

 

 

 

 

用法用量

フィナステリドの基本投与量は1日1回0.2mgです。
効果不十分な場合には1日1回1mgまで増量可能です。

副作用

フィナステリドの代表的な副作用は性機能障害です。
男性ホルモンが減少することで、勃起不全、射精障害、精液量の減少などの性機能障害が発現する可能性があります。

薬価

フィナステリド(プロペシア)は薬価未収載薬品(保険診療外の薬品)のため、料金はクリニックによって異なります。

 

 

 

デュタステリド(ザガーロ)

フィナステリドと並んでAGA治療の第一選択薬となるのが、デュタステリド(ザガーロ)です。

デュタステリドもフィナステリドと同様にII 型5-α 還元酵素を阻害することで、男性ホルモンのレベルを低下させます。
加えて、デュタステリドはる 5-α 還元酵素の I 型にも作用することが分かっており、より強力に働くのではないかと期待されています。

デュタステリドとフィナステリドの比較(どっちがいいの?)に関しては、まだ一定の結論が出ていません

デュタステリドは女性、小児、重度肝機能障害がある人は禁忌(絶対使ってはいけない)です。

 

 

用法用量

デュタステリドは1日1回0.1mgを内服します。
最高で1日1回0.5mgまで増量することが可能です。

副作用

デュタステリドの副作用としては、フィナステリドと同様に性機能障害が発現するほか、重篤な肝機能障害が発現したという報告も存在するため、注意が必要です。

 

 

 

ミノキシジルの内服について

フィナステリドとデュタステリドのほか、ミノキシジルという薬品が薄毛に効果があるとされている場合があります。

国内では使用することはできませんが、個人輸入などで海外から取り寄せて使用している人もいるようです。

しかし、効果と副作用の観点からミノキシジルの内服は推奨できません

 

 

実際に、男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版において、『ミノキシジルの内服は行うべきではない』とはっきり明記されています。

一部サイトなどでミノキシジルの内服について取り上げられていますが、使用しないように注意しましょう。

 

ミノキシジルの外用剤(リアップ)などは問題ありません

 

 

 

 

 

 

 

 

AGA治療薬まとめ

いかがでしたか?

今回はAGA治療薬についてまとめました。AGA治療はまだ未発達の分野です。これからもどんどん新しい薬が開発されるのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

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